新八の真価は、絶望的な局面で放たれる名言とセリフにこそ宿っています。銀時や神楽が迷い傷ついたとき、正しい軌道へ引き戻すのは常に新八の言葉でした。
「僕たち三人で万事屋なんですから!」
万事屋解散の危機や、銀時が一人で全てを背負い込もうとするたびに新八がぶつける叫びです。単なる雇い主と従業員ではなく、魂で繋がった運命共同体であることを銀時に再認識させる決定打となりました。
「侍の国だァァァッ!!」
『銀ノ魂篇』のクライマックス、江戸の街を滅ぼそうとする圧倒的な敵勢力に対し、新八が先陣を切って放った魂の一閃。第1話のモノローグ「侍の国。僕らの国がそう呼ばれていたのは、今はもう昔の話…」という諦念を自らの手で覆し、侍の復活を高らかに宣言した屈指のかっこいいシーンとして語り継がれています。