しかし、ネット上の「やばい」には、称賛だけでなく困惑の声も混ざっている。その最たる例が、実験的とも言えるユニークな商品開発だ。過去に話題となった特定ジャンルの大容量ウイスキーや、超個性的なフレーバーの清涼飲料水などは、ネット上で「沼にはまる」「一口で挫折した」と評価が真っ二つに割れた。
この極端な振れ幅こそが、SNS時代の消費者のバズ心をくすぐる。TikTokやYouTubeでは、インフルエンサーによる「トップバリュ限界検証」といった動画が数百万回再生を記録。あえて賛否が分かれる商品を試すこと自体が、現代のデジタルカルチャーにおけるコンテンツとして機能しているのだ。