北海道の観光エリアは、都市機能と歴史が交差する「道央」、異国情緒漂う「道南」、雄大なパノラマが広がる「道北」、そして世界遺産を擁する「道東」の4つに大別されます。旅の目的や日数に応じて、訪れるべき拠点を厳選することが満足度を高める第一歩です。
まず押さえておきたいのが、都市の賑わいと自然が調和する道央エリアです。札幌の観光スポットでおすすめを挙げるなら、新緑や雪景色が美しい「大通公園」をはじめ、赤れんが庁舎の愛称で親しまれる「北海道庁旧本庁舎」、そして360度の大パノラマが広がる「JRタワー展望室T38」が外せません。ノスタルジックな石造り倉庫が立ち並ぶ小樽や、温泉情緒あふれる定山渓へも日帰りでアクセスできる利便性の高さが魅力です。
一方、雄大なスケールを肌で体感したいなら道北・道東へ足を伸ばすのがベストです。日本最北の本格展示で知られる旭山動物園の見どころは、動物の自然な生態を引き出す「行動展示」にあります。ホッキョクグマのダイナミックな飛び込みや、水中トンネルを優雅に泳ぐアザラシの姿は圧巻の一言です。さらに足を延ばせば、原生林とオホーツク海が織りなす知床の世界自然遺産エリアが広がり、ヒグマやオジロワシなどの野生動物が生息する手つかずの自然を肌で感じられます。