高校生をターゲットにした非公式掲示板の多くは、「同世代限定」「暇人あつまれ」「ゲーム・推し活友達募集」といった親しみやすい見出しを掲げています。しかし、その背後にある実態は極めて不透明です。警察庁の生活安全局が公表した最新統計によると、SNSや非公式掲示板をきっかけとして性被害や犯罪に巻き込まれた18歳未満の青少年被害者数は年間1,700件前後の高止まりが続いており、その温床の一つが外部の友達募集掲示板です。
最も大きな罠は、管理者による本人確認が一切行われていない点にあります。「高2男子です」「女子校通いの16歳」と記載されていても、投稿者の正体は40代・50代の男性や詐欺グループのアカウントであるケースが珍しくありません。表向きのクリーンなデザインとは裏腹に、サイト運営者の多くは広告収入や個人情報の収集を目的としており、利用者の安全管理には一切責任を負わない仕組みになっています。