NSC大阪校の同期である西野亮廣と結成した「キングコング」のブレイクは、異例のスピードだった。結成直後から頭角を現し、コンビの真骨頂であるスピード感あふれる漫才は、瞬く間に若手お笑い界のトップへと駆け上がらせた。
その勢いを決定づけたのが、フジテレビの伝説的番組『はねるのトびら』だ。深夜枠からゴールデンへと昇格し、若者文化の象徴となった同番組で、梶原雄太は卓越した身体能力と切れ味鋭いリアクションを武器に番組を牽引した。過酷なロケと圧倒的な視聴率プレッシャー。20代前半の若者が背負うにはあまりにも重い看板だったが、その狂乱の日々こそが、彼の圧倒的な度胸とバラエティの基礎体力を養った現場だった。