二階俊博氏が政界の第一線を退いた現在、長男である二階俊樹氏が公の場に姿を現すことはほぼなくなりました。かつて父の最側近として国会と地元を行き来し、和歌山県内の首長選や県議選を差配していた姿は過去のものとなっています。
地元関係者や政治部記者の取材によると、俊樹氏は政策秘書を退任した後、政治活動からは完全に距離を置いています。選挙参謀としての活動や自民党和歌山県連の役員職などにも一切関与しておらず、民間人としての生活を送っています。和歌山県内や東京都内を行き来しながら、親族が関わる法人や関連団体の支援、あるいは個人の事業に関わっていると伝えられますが、目立ったビジネス展開や政治的発言は確認されていません。
一時期はネット上で「別の選挙区から国政を目指すのではないか」「地元企業の役員に就任したのではないか」といった憶測が飛び交いましたが、いずれも事実ではありません。2016年の市長選敗北以降、本人が政界再挑戦の意欲を示すことはなく、二階家の政治的窓口としての機能は完全に停止しています。