長距離の安全運行を担う道路交通の専門的見地から、御殿場越えを強行すべきか、それとも待機・迂回・中止すべきかの明確な意思決定基準を提示します。
▼ 走行を決行しても安全な条件
- 全車輪に適合するスタッドレスタイヤを装着しており、溝の残量が50%以上確保されている。
- 金属または高性能非金属チェーンを携行しており、いざという時に自力で10分以内に装着できる訓練ができている。
- 東名・新東名の双方が「通行止め予告」を出しておらず、御殿場ICカメラで白線がはっきりと視認できている。
▼ 出発を見合わせるかルート変更(中央道等)を検討すべき条件
- ノーマルタイヤ(夏タイヤ)装着車である(チェーンを積んでいても、規制前の急激な凍結坂道で事故を起こすリスクが極めて高い)。
- 大井松田〜御殿場間で「降雪による速度規制50km/h以下」かつ「チェーン規制の可能性」が予告されている。
- 夜間から早朝にかけての走行で、現地の予想気温がマイナス2度以下に急降下する見通しが出ている。
「無理に突破しようとして数時間の立ち往生に巻き込まれるコスト」と「手前のSAで数時間待機するか広域迂回するコスト」を天秤にかけた場合、後者を選ぶ勇気こそが一流ドライバーの危機管理です。