「イラストを描いてみたいけれど、バランスが崩れて別人になってしまう」と悩む方も心配はいりません。プーさんを手書きで可愛く仕上げるには、プロのアニメーターも意識する3つの黄金バランスを押さえるだけで劇的に完成度が上がります。
ボールペンやサインペン1本、手帳の端や付箋にサッと描ける手順を分解して解説します。
① 輪郭は「下ぶくれの洋梨」を意識する
完全な円を描くのではなく、上部(おでこ)をやや狭く、下部(ほっぺた)をふっくらと膨らませた洋梨(またはひょうたん)の形を意識します。この下ぶくれのラインが、プーさん特有の脱力感とあどけなさを生み出す土台となります。
② 目・鼻・眉を「顔の下半分」にギュッと集める
初心者が最も陥りやすい失敗は、パーツを顔全体に広げて配置してしまうことです。鼻(丸みのある小さな逆三角形)を顔の中心よりやや下に置き、そのすぐ斜め上に小さな丸い目をちょんと描きます。眉毛は八の字気味に少し離して配置することで、プーさんらしいおっとりした表情が完成します。
③ 耳は「小さめの半円」を斜め上につける
耳を大きく描きすぎるとクマではなく別の動物に見えてしまいます。頭のカーブに沿って、小さめの半円を左右対称にちょこんと乗せるのがポイントです。少し傾きをつけて配置すると、首をかしげているような愛らしいニュアンスが加わります。
黒ペン1本で描く白黒の手書きイラストなら、手帳のスケジュール欄や誕生日のメッセージカードのワンポイントとして大活躍します。慣れてきたら、ハチミツの壺や風船を横に描き加えるだけで、一気におしゃれな物語性が生まれます。