20代後半から40代以降の「大人女子」に支持されるプリンセスを分析すると、上位に食い込んでくるのがベル(美女と野獣)とジャスミン(アラジン)です。
ベル(美女と野獣)の評判を支えるのは、村人たちから「変わり者」と噂されても読書を愛し、自分の世界を守り抜く毅然とした姿勢です。傲慢なガストンに毅然とノーを突きつけ、恐ろしい野獣に対しても恐縮することなく対等に向き合う姿は、精神的な成熟と知性を感じさせます。「外見の美醜やステータスに惑わされず、相手の心の本質を見抜く」というベルの価値観は、人生経験を重ねた大人世代にとって理想の人間像として映ります。
また、ジャスミン(アラジン)の人気順が近年大きく躍進している要因には、王族としての義務感と個人の尊厳を両立させようとする強靭な精神力があります。「私は売り物ではない」と言い放ち、政略結婚を拒否して自らの意志で人生を選び取る姿は、現代のキャリア女性や自立を目指す層から絶大な共感を集めています。