波紋は日本国内にとどまらない。ニューヨークやロンドンのオーガニック・マーケットでは、「J-Puffed Grain(日本式爆ぜ穀物)」のラベルを貼ったパッケージが目立つ棚を陣取っている。
海外で一般的なパフレース(米のポン菓子)は、押し出し成形による均一でエアリーな食感が主流だ。対して、日本の伝統的な圧力釜で一気に減圧して作る手法は、穀物本来の皮の香ばしさや内部の密度感を絶妙に残す。この「外はサクッ、中は噛み応えあり」という独特の立体的なテクスチャーが、現地のフードジャーナリストからも高い評価を得ているのだ。