放送から年月が経過した現在も、ネット掲示板やSNSでは両作品の比較や再評価が活発に行われています。長年にわたる視聴者の投稿やレビューデータを分析すると、興味深い傾向が浮き彫りになります。
テレ朝の渡辺謙版に対しては、「2夜連続とは思えない映画クオリティ」「渡辺謙と豊川悦司が並び立つシーンの緊張感で息が止まりそうになった」という、映像のスケール感とキャスティングの重厚さを称賛する声が支配的です。ハリウッド版をリアルタイムで観ていた50代〜60代の映画ファンからも「リメイクとしての完成度が極めて高い」と高評価を獲得しています。
一方で、TBSの江口洋介版に対しては、よりエモーショナルな愛着を語るファンが目立ちます。「阿部寛演じる峰島が最後に永井の無実を信じる過程で号泣した」「長澤まさみや水野美紀との絆など、逃亡先で描かれる人間ドラマの濃度が桁違い」といった意見が知恵袋やレビューサイトに溢れています。全11話という連続ドラマだからこそ描けた「人間再生の物語」としての魅力は、20年以上の歳月を経ても色褪せていません。