名作ドラマ逃亡者の黒幕と結末真相!歴代キャスト比較と伏線全解説

名作ドラマ逃亡者の黒幕と結末真相!歴代キャスト比較と伏線全解説

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2004年7月期の日曜劇場枠で放送された江口洋介版『逃亡者 RUNAWAY』は、今なお「日曜劇場史上最高峰の骨太サスペンス」として熱烈な支持を集めています。

あらすじは、保護司として誠実に生きていた永井徹生が、何者かに愛する妻と一人息子の命を奪われるという惨劇から始まります。現場に残された状況証拠から永井自身が殺人容疑で逮捕され、死刑判決が下されますが、護送車がトンネル内で事故に巻き込まれた混乱に乗じて脱走。自らの手で真犯人を暴くため、絶望的な逃亡生活へと身を投じます。

本作を語る上で欠かせないのが、執念の鬼となって永井を追う捜査一課警部補・峰島隆司を演じた阿部寛です。荒々しく型破り、犯人逮捕のためなら手段を選ばない峰島は、逃走を続ける永井の行動をつぶさに追ううちに「こいつは本当に冷酷な殺人者なのか?」という強い疑問を抱き始めます。追う者と追われる者。二人が雨中や廃墟で対峙するたび、敵対関係を超えた奇妙な信頼関係が芽生えていくドラマツルギーは、視聴者の心を鷲掴みにしました。

さらに、永井の逃避行を支えるヒロイン・尾崎カオル役の水野美紀の凛とした佇まい、保護司時代の永井に救われた経験を持つ少女・鬼塚咲を瑞々しく演じた当時十代の長澤まさみ、そして重鎮・原田芳雄が演じた元刑事の存在など、登場人物一人ひとりの人生が逃亡劇と絡み合う構成は、脚本を手掛けた飯野陽子氏の手腕が光る傑作でした。

中川 明日香
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中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。