劇場に足を運ぶミュージカルファンや一般観客の間で、能條愛未の歌唱力と評判はどのように受け止められているのでしょうか。大手チケットレビューサイト、演劇専門ブログ、そしてSNS上のネットの反応を多角的に抽出・分析しました。
辛口批評で知られる古参のミュージカル愛好家層からも、「アイドル出身と聞いて身構えていたが、第1幕のソロナンバーで見事に圧倒された」「劇場の最後列まで歌詞の言葉(子音)が明瞭に届く」といったポジティブな声が過半数を占めています。特に評価されているのは、単に音程が正確であること以上に、「登場人物の感情の揺らぎをメロディに乗せる芝居歌の深さ」です。
演出助手を務めた劇団関係者はこう明かします。
「能條さんは音符をなぞるだけの歌い方をしません。台本を徹底的に読み込み、『なぜこの登場人物は語るのではなく歌うのか』という動機を突き詰めて稽古に臨む。現場で共演するベテラン舞台俳優たちからも、一人の対等な表現者として絶大な信頼を寄せられています」
ネット掲示板やX(旧Twitter)上でも、「乃木坂時代のあみあみがこんな本格派になるとは想像もしていなかった」「劇場で観るたびに声量と表現力が増している」といった称賛が相次いでおり、実力で過去のパブリックイメージを塗り替えた希有な成功例と言えます。