1980年代から90年代にかけて憧れのアイスだったビエネッタが、なぜこれほどまでに「見つけにくい」存在となったのでしょうか。
流通アナリストによると、要因の一つは「アイスクリーム市場の過密化」にあります。現在、1個売り・手軽に食べられるカップアイスやワンハンドのアイスバーが市場の主流を占めており、包丁で切り分けて食べる大型箱アイスの設置スペースは年々縮小傾向にあります。加えて、ビエネッタ特有のウェーブ状チョコ構造は非常に繊細であり、物流上の温度管理や取り扱いに細心の注意を要することから、定番として常時置く店舗が絞り込まれているという背景も透けて見えます。