旧体制の崩壊とSMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)への移行など、日本の芸能界全体が未曾有の地殻変動に見舞われる中、残されたメンバーは「株式会社TOKIO」を立ち上げ、自らの足で歩み始めた。会社の設立趣意書や活動理念の根底には、かつて5人で夢見た開拓精神が色濃く残されていた。
形式上は袂を分かったものの、メンバー間の精神的な繋がりが完全に断ち切られたわけではなかった。ビジネスとしての厳格な一線を画しながらも、人としての更生を遠くから見守り続ける姿勢。それは、傷を抱えた者が再び社会で立ち上がるための無言の支援でもあった。