Q1:津波は何センチの高さから命の危険が生じますか?
A1:津波は通常の波と異なり海底から海面までの海水全体が一気に押し寄せるため、水深30cmの浸水でも成人が流される危険があります。浸水深が50cmを超えると車は浮き上がり、100cm(1m)に達すると計算上の死亡率はほぼ100%に達します。「たかが数十センチ」という認識は極めて危険です。
Q2:アラスカのような「500m級の津波」が日本本土で起きる可能性はありますか?
A2:外洋のプレート境界型地震単独で500mの津波が発生することは物理的に不可能です。ただし、海底火山の噴火やカルデラ崩壊、あるいは沿岸部の巨大山体崩壊(島原大変肥後迷惑のような「山体崩壊型」)が起きた場合、局所的に100mを超える巨大津波が発生するリスクはゼロではありません。
Q3:最新の津波ハザードマップはどこで確認できますか?
A3:国土交通省が運営する「ハザードマップポータルサイト(重ねるハザードマップ)」にて、住所を入力するだけで全国の津波浸水想定区域や指定緊急避難場所をスマートフォンから即座に確認できます。自宅や職場の標高と避難経路を事前に把握しておくことが推奨されます。
Q4:東日本大震災の最大津波高40.5mは、具体的にどこの場所で記録されたのですか?
A4:岩手県宮古市の重茂(おもえ)半島にある姉吉地区の谷筋で記録されました。海岸から約400m内陸の山肌を駆け上がった津波の痕跡(木々の倒伏や漂着物)を現地調査団が精密に計測した結果、海抜40.5mという国内観測史上最大の遡上高が公式に認定されました。