選曲と同じくらい結果を左右するのが、カラオケ機器のデンモクで行うキー設定のコツです。多くの人が「原曲キーで歌わなければいけない」という思い込みに縛られていますが、これは大きな間違いです。
男性が歌いやすい状態を作る基本は、演奏開始前に迷わず「原曲から#1〜3」または「♭2〜4」へ調整することです。特に高音が出ない場合は、まずキーを2つ下げる(♭2)設定を試してください。これだけで、サビの最高音で喉が詰まる感覚が驚くほど軽くなります。
もしキーを下げすぎて低音が出しにくくなった場合は、あえてキーを「オク下(1オクターブ下)」で歌う前提で、キーを3〜4つ上げる(#3〜4)というアプローチも有効です。低すぎてボソボソしていた声に適度なハリが生まれ、苦しい高音域を避けたまま心地よい高さで歌えるようになります。恥ずかしがらずに曲が始まる前にキーを変える習慣をつけることが、スマートな歌唱への近道です。