旧体育館に慣れ親しんでいたサークル管理者や個人利用者から特に問い合わせが多いのが、予約システムと利用負担の変化です。飯塚市総合体育館への移転統合に伴い、手続きのルールは大幅にデジタル化・近代化されました。
1. 予約方法のデジタル刷新
旧第1体育館時代は、利用月の前月に窓口へ出向いて申請書を提出するか、電話で仮押さえを行う運用が主流でした。しかし現在、飯塚市のスポーツ施設は「飯塚市公共施設予約システム」に統合されています。利用者は事前に利用者登録(個人または団体登録)を済ませることで、スマートフォンやパソコンからリアルタイムに空き枠を照会し、抽選申し込みや先着予約を行えます。
2. 利用料金と空調加算の実態
「飯塚第1体育館の利用料金は非常に安価だったが、新施設は高額になったのではないか」という懸念の声も聞かれます。実際の料金体系を確認すると、専用利用(アリーナ全体または半面)の基本使用料は公立施設としての基準を踏襲しており、極端な高騰はありません。ただし、冷暖房設備の利用に伴う空調料金(1時間あたり数百円〜1,000円前後の加算)が設定されている点には留意が必要です。炎天下での熱中症リスクや厳冬期の底冷えを回避できる快適性を考慮すれば、コストパフォーマンスは十分に納得のいく水準と言えます。
3. 一般開放とトレーニング室の個人利用
サークルによる団体専用利用だけでなく、個人の運動機会を支える一般開放枠やトレーニングルームの充実度は格段に増しました。旧館では専用利用が入っていない時間帯を個別に問い合わせる必要がありましたが、新総合体育館ではトレーニングマシンを備えたジムエリアが常設され、1回あたり数百円の入場料を券売機で支払うだけで誰でも手軽に利用できるよう整備されています。