Q1:アク抜きをしてもまだ苦味が残ってしまった場合、どうリカバリーすればよいですか?
A1:一度煮上げてしまった佃煮の苦味を後から抜くことは困難ですが、味のマスキング技術で美味しく修正可能です。鍋に日本酒大さじ1、みりん大さじ1、そして多めの鰹節(または炒りごま、ちりめんじゃこ)を加え、弱火で軽く煎るように和えてください。鰹節のアミノ酸(イノシン酸)と油分が舌の苦味受容体をブロックし、まろやかで奥深い味わいに変化します。
Q2:庭の山椒のトゲや枝が混ざって痛いのですが、簡単に取り除く方法はありますか?
A2:収穫時および洗う段階で、平らなバットに水を張り、葉を泳がせるようにして選別します。硬い小枝やトゲは水底に沈むか、手で触れた際に感触で判別できます。また、前述の「茹でた後に葉身をしごいて軸から外す工程」を丁寧に行えば、混入した硬いトゲを完全に排除できます。
Q3:佃煮にした後、表面に白い結晶のようなものが浮いてきましたがカビでしょうか?
A3:白いものが粉状で、かつ調味料由来であれば「砂糖の再結晶化」または冷やされたことによる「アミノ酸結晶」の可能性が高いです。しかし、フワフワとした綿毛状のものや、酸っぱい異臭、糸を引くような粘りがある場合は雑菌・カビの繁殖ですので、絶対に口にせず破棄してください。清潔な箸を使い、水分をしっかり飛ばして冷蔵保管することが予防の基本です。