かつて「おまけ」と呼ばれたおもちゃのクオリティは、ここ数年で劇的に跳ね上がった。精巧な造形、細部へのこだわり、そして何より選定されるコラボ作品の「攻めた」選定だ。爆発的な人気を誇るアニメやキャラクターとのタッグは、発表の数分後にXのトレンド上位を独占する。
「子どものため」という大義名分のもと、自分自身のコレクション欲を満たす30代〜40代の購入者が急増した。ノスタルジーをくすぐる復刻企画から、最先端のZ世代向けIPまで、そのターゲットの絞り込みは精緻そのものだ。結果として、ハッピーセットは世代を超えた文化的なイベントへと昇華している。