グラウンドカバープランツの選定において、従来型の高麗芝やヒメイワダレソウ (Lippia canescens) とクラピアを混同してはなりません。最大の分岐点は「管理コスト」と「生態系への配慮」です。芝生は美しい景観を保つために定期的な芝刈り、エアレーション、頻繁な施肥が不可欠ですが、クラピアは横へ横へと這うように広がるため、刈り込み頻度を劇的に減らせます。
また、ヒメイワダレソウは種子によって広範囲に意図せず繁殖し、生態系被害防止外来種リストに掲載されるなど環境面での懸念を抱えています。対してクラピアは種を作らないため、刈り払い機でエッジを整えるだけで境界線を厳密にコントロール可能です。美観を損なわずに環境保全を果たし、維持管理の手間を最小化できる点において、他の地被植物の追随を許しません。