激動のキャリアにおいて、エイベックスの松浦勝人会長の存在を抜きにして彼女の人生は語れない。かつての愛憎と信頼の軌跡は、書籍およびABEMAで映像化された『M 愛すべき人がいて』でも赤裸々に描かれ、世間に衝撃を与えた。
電撃出産という前代未聞の事態に直面した際、事務所のトップとして彼女の生き方を全面的に肯定し、バッシングから守る防波堤となったのが松浦氏だった。看板アーティストのプライベートをスキャンダルとして処理するのではなく、一人の表現者の人間的成長として受け止める。この絶対的な後ろ盾があったからこそ、彼女は誰に気兼ねすることもなく母となる道を選び取ることができた。