キッチンに近い勝手口や、湿度が高く結露しやすい場所のアコーディオン網戸には、油煙や黒カビが付着しやすい。こうなると乾拭きや水拭きだけでは太刀打ちできない。
現場で数々の汚れを落としてきた国家資格・ハウスクリーニング技能士は、ぬるま湯と中性洗剤を使ったアプローチを推奨する。40度程度のぬるま湯に中性洗剤を数滴垂らし、そこに浸したクロスを固く絞って網を挟み拭きする。ぬるま湯の熱が油分を緩め、洗剤の界面活性剤がカビの定着を防ぐ。
万が一カビの色素が残っていても、カビ取り剤を直接吹きかけるのは厳禁だ。プロのハウスクリーニング現場では、エタノールを布に染み込ませ、トントンと叩くようにして除菌と拭き取りを両立させる手法が取られている。