SNSやレシピ投稿コミュニティ、大手掲示板などで飛び交う消費者の生の声やリアルな反響を検証すると、家庭料理ならではの切実な実態が浮かび上がってきます。
ある30代の共働き主婦は、自らの手記で次のように語っています。
「仕事終わりにスーパーへ寄ると、牛肉は高すぎて手が出ない。でも豚バラとじゃがいもなら手頃に買える。ネットで見つけた照り焼きタレの黄金比で作ったら、偏食気味だった小学生の息子が『今日の肉、世界一うまい!』と丼ご飯をおかわりした。それ以来、週に1回は必ず作っている」
一方で、失敗談として目立つのが冷凍保存に関する投稿です。「作り置き冷凍保存のコツを知らずに、じゃがいもを大きくカットしたまま冷凍したら、解凍後にスポンジのようにスカスカになって食べられなくなった」という悲鳴が知恵袋などで散見されます。じゃがいもは水分が多いため、そのまま冷凍すると氷の結晶が細胞壁を破壊し、解凍時に水分が抜けてボロボロになってしまうのです。
コミュニティ内のベテラン主婦たちによる検証では、「冷凍保存を前提とするなら、じゃがいもを細切りにして炒めるか、フォークで粗くマッシュしてから豚バラで包む」という対策が常識化しています。また、炒め物として冷凍する場合は「急速冷凍」を意識し、粗熱を素早く取って平らに広げて密閉保存することが、解凍後もおいしさを保つ鉄則として共有されています。