インターネット上のアンケートサイトやSNSコミュニティで定期的に作成される歌唱力ワーストランキングを精査すると、名前が浮上しやすいタレントには明確な3つの共通パターンが存在します。単に音程が取れていないという技術的な問題以上に、パブリックイメージや担当パートの難易度が大きく影響しているのが実情です。
第1のパターンは、「バラエティ番組でのキャラクターが先行しているメンバー」です。関ジャニ∞(現・SUPER EIGHT)の横山裕や村上信五、NEWSの小山慶一郎などは、トークや司会での親しみやすさが定評を得ている反面、音楽番組でのシリアスなソロパートで少しでも音程が揺れると、ネット上で過剰にクローズアップされやすい傾向にあります。
第2のパターンは、「声質が極めて個性的で好みが分かれるタイプ」です。独特のハスキーボイスや鼻にかかるトーンを持つタレントは、アンサンブルの中で声が浮いて聴こえやすく、ピッチ自体は合っていてもリスナーから「歌い方にクセがありすぎて下手に感じる」とジャッジされがちです。
第3のパターンは、「圧倒的なビジュアル担当ゆえにハードルが跳ね上がっているケース」です。ドラマや映画で主演を張るトップアイドルほど、歌唱パフォーマンス時に一般視聴者からの要求水準が高くなり、わずかな音のブレが「顔だけ」「歌は残念」といった辛辣なネットニュースの標的になってしまいます。