テレビ東京系列の人気番組『開運!なんでも鑑定団』は、日本中に骨董ブームと鑑定ブームを巻き起こした。番組内で専門鑑定士たちが披露する洞察は、古物の評価軸を可視化し、一般の人々が骨董品に興味を持つ大きなきっかけを作ったと言える。
鑑定において重要視されるのは、制作年代の正確性、保存状態の良さ、そして何よりも「作風の独自性」と「歴史的背景」だ。かつては蔵の奥深くで眠っていた品が、番組での鑑定を機に数百万、数千万円の価値を認められるケースも少なくない。そうしたメディアの影響もあり、店舗を訪れる客の眼差しも年々真剣みを増しており、相場の適正さや商品の由来に対する関心が高まっている。