号車が決まったら、次はどの列のどのアルファベット席を押さえるかが勝負となる。新幹線座席おすすめ位置は、旅の目的によって大きく3つに分かれる。
まず、車窓からの絶景を楽しみたい場合だ。東京〜新大阪間において、新幹線富士山が見える席は下り・上りともに2人掛けの「E席」(グリーン車はD席)である。晴れた日には静岡県内で壮大な富士山の全景を間近に拝むことができる。反対側の「A席」は太平洋側の海景色を楽しめるが、直射日光が差し込む時間帯が長いため、日差しを避けたい人はE席を好む傾向が強い。
次に、大きなスーツケースを持って移動する際に必須となるのが新幹線特大荷物スペースつき座席だ。3辺の合計が160cmを超え250cm以内の荷物を持ち込む場合、最後列座席の後ろにある専用スペース付きの指定席を事前予約しなければならない。事前予約なしで車内に持ち込むと手数料が発生するだけでなく、所定の置き場に移動させられるため、旅行や帰省の際は真っ先に最後列の専用席を確保する必要がある。
テーブルの広さを重視するなら「最前列(1列目)」が有利だ。壁に取り付けられた大型テーブルはノートPCと書類を同時に広げられる強度と広さを持つ。ただし、足元を前方に伸ばすスペースが壁で遮られるため、足をゆったり伸ばしたい高身長の乗客は、あえて「2列目以降の座席」を選んだほうが足元の開放感を得られる。