『コンフィデンスマンKR』の見どころは、単なるトレースにとどまらない「韓国エンタメ特有のドラマ性」の付加にあります。日本版は1話完結のシチュエーションコメディ的な軽快さが持ち味でしたが、韓国リメイク版ではシリーズ全体を通じた太いストーリーラインが用意されています。
ターゲットとなる悪徳企業家や権力者たちの犯罪規模はさらにスケールアップし、財閥の不正蓄財や政界癒着といった韓国ドラマが得意とする社会派テーマが色濃く反映される模様です。また、ダー子たちが詐欺師として生きる道を選んだ過去のトラウマや、敵対する巨大組織との因縁など、よりドラマチックな感情のぶつかり合いが描かれます。
さらに、詐欺の仕掛け(コンゲーム)におけるCG演出や美術セットの豪華さも見逃せません。高級カジノ、巨大リゾート開発、美術品オークションなど、視覚的にも圧倒される壮大なトラップの数々は、オリジナル版を知るファンにとっても新鮮な驚きを与えてくれるはずです。