千年の時を超えて影の領域から浮上した見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)。その絶対的支配者であるユーハバッハの目的は、現世・尸魂界(ソウル・ソサエティ)・虚圏(ウェコムンド)の三界の境界を壊し、生死の概念が存在しない原始の世界へと還元することにあった。
かつて護廷十三隊創設者・山本元柳斎重國との激闘に敗れた歴史を持ちながら、静かに力を蓄え続けた滅却師たちの執念は凄まじい。隊長たちの誇りである「卍解」を奪い取る掠奪符(メダリオン)の投入は、ソウル・ソサエティに絶望的な混乱と崩壊をもたらした。緻密な戦略と冷酷無比な決断力が、この勢力を作中最悪の侵略者たらしめている。