謝罪後、小森純さんを取り巻く環境は一変しました。出演していたテレビ番組やラジオのレギュラーは次々と降板となり、契約していた企業広告の打ち切りや違約金問題にも直面。公式に「芸能界引退」という引退届を出したわけではありませんでしたが、オファーは完全にゼロとなり、事実上の芸能界追放・活動休止状態へと追い込まれました。
当時のバッシングは苛烈を極めました。自宅周辺には連日報道陣が押し寄せ、インターネット上では人格を否定するような誹謗中傷が数年間にわたって書き込まれ続けました。街を歩けば面と向かって罵声を浴びせられることもあり、精神的に極限まで追い詰められて一時期は外出はおろか、カーテンを開けることすらできない日々が続いたと後に本人が明かしています。
テレビから完全に姿を消すことになった決定打は、スポンサー企業からの徹底的な忌避感でした。嘘をついてファンや消費者を騙したというイメージは、クリーンさを最優先するテレビCMや地上波キー局にとって最も敬遠される要素だったためです。こうして、時代の寵児だった人気タレントは表舞台から完全に退場することとなりました。