2014年の冬、田宮さんは帰らぬ人となった。最期を看取った浅野の喪失感は、計り知れないものがあったはずだ。しかし、彼女は立ち止まらなかった。悲しみを抱えながらも舞台やドラマに立ち続け、自らの人生を全うすることこそが、彼への最大の供養であるかのように走り続けた。
そして2017年、浅野は同世代の一般男性との結婚を発表する。この決断に対し、世間からは温かい祝福の声が寄せられた。田宮さんとの壮絶な別れを経験した彼女だからこそ、残された人生を共に歩むパートナーの存在がいかに尊いかを知っていたのだろう。過去の愛を胸に抱きながら、新しい幸せへと一歩を踏み出す姿は、多くの同世代の女性たちに勇気を与えた。