ネット上の掲示板やSNSでは、極端な賛否両論が飛び交っています。実際のところ、主力ブランドである台湾の「ナンカン(NANKANG)」や、ベルギー発祥の「ミネルバ(MINERVA)」といったアジアンタイヤの性能と寿命はどの水準にあるのか、客観データと実走行レビューを突き合わせました。
愛車にミネルバやナンカンのコンフォート銘柄を装着したユーザーの長期レポートでは、「国産スタンダードタイヤ(エコピアやエナセーブ等)と比較しても街乗りでの乗り心地や制動距離に大きな差は感じられない」という声が多数を占めます。一方で、限界域でのグリップ力や雨天時のウェット性能、ロードノイズの抑制に関しては、ブリヂストンやヨコハマのフラッグシップモデルに明確な軍配が上がります。
実態として、アジアンタイヤの寿命は国産ロングライフタイヤに比べて2割から3割ほど短い傾向があります。しかし、価格差が2倍から3倍あることを考慮すると、「3年ごとに新品のアジアンタイヤに履き替えるほうが、すり減った国産タイヤを5年間履き続けるよりも安全かつ経済的」と判断する賢いリピーターが着実に増えています。