本作の脚本を手掛けたのは、『愛していると言ってくれ』『ロングバケーション』など数々の名作を世に送り出してきた北川悦吏子です。単なる障害者と健常者の恋愛ドラマに留まらず、人間としての尊厳や心のバリアフリーを繊細な台詞回しで描き出し、視聴者の涙を誘いました。
放送当時の熱狂ぶりは凄まじく、最終回の世帯視聴率は41.3%、瞬間最高視聴率は47.1%を記録。この数字は、日本の民放連続ドラマ史における歴代トップクラスの金字塔として今も語り継がれています。
さらに、木村拓哉が劇中で乗っていたヤマハのバイク「TW200」は若者の間で爆発的な人気を呼び、街中にカスタム車両が溢れかえる社会現象に発展しました。彼が身につけていたファッションアイテムや、美容師という職業そのものが男子高校生の憧れの職業ランキング上位に急浮上するなど、カルチャーシーン全体に計り知れない影響を与えたのです。また、B'zが書き下ろした主題歌「今夜月の見える丘に」もミリオンセラーを達成し、ドラマの感動をより一層引き立てました。