エバトダンシングチームが業界で高く評価された理由は、単なるバックダンサー集団にとどまらず、卓越した振付師としての演出力を兼ね備えていた点にあります。
昭和の歌謡界では、アイドルや演歌歌手の魅力を最大限に引き出すステージングが求められました。チームの指導陣や振付師たちは、楽曲の世界観を立体的に表現するポージングや、視聴者の視線を釘付けにするキャッチーな手振りを次々と考案。主役である歌手を引き立てつつ、画面全体のクオリティを一級のエンターテインメントへと昇華させる手腕を発揮しました。
また、お笑いタレントとの息の合ったコミカルなダンス振付など、笑いと芸術性を融合させたステージ演出は、後のバラエティ番組におけるダンス演出の礎を築いたと言っても過言ではありません。