近年の映像エンターテインメント市場において、キッズ・ファミリー向けコンテンツの力強さは際立っている。特にメモリアル作品の発売時には、予約段階からECサイトのランキング上位を独占することが珍しくない。これは子供に買い与えるという名目でありながら、実質的には親自身が「手元に残したい永久保存版」として購入している側面が大きいからだ。
作品には本編のベストパフォーマンスだけでなく、過去の特典映像や未公開のメイキング、歴代キャストからのメッセージなど、コアなファンを唸らせるコンテンツが惜しみなく投入される。メーカー側も単なる幼児向け商品ではなく、大人の鑑賞に耐えうる上質なエンターテインメント・ドキュメンタリーとして制作・ブランディングを行っている点が、高い購買率を維持する要因となっている。