体内に入ったアルコールが抜けるまでの時間を割り出すには、まず飲んだお酒に含まれる純アルコール量を算出し、その数値を肝臓の処理能力に当てはめる必要があります。
厚生労働省などの公的機関が推奨する純アルコール量の計算式は次の通りです。
【純アルコール量(g)の計算式】
お酒の量(ml) × [アルコール度数(%) ÷ 100] × 0.8(アルコール比重)
例えば、アルコール度数5%のビール500ml(中缶・ロング缶)を1本飲んだ場合、500 × 0.05 × 0.8 = 20gとなり、純アルコール量はちょうど20g(1単位)となります。
次に、体内からアルコールが抜ける時間(アルコール分解時間)を計算します。一般的な肝臓のアルコール処理能力は、「1時間に体重1kgあたり約0.1g」とされています。
【アルコール分解時間(目安)の計算式】
純アルコール量(g) ÷ [体重(kg) × 0.1] = 分解にかかる時間(h)
体重60kgの人が純アルコール20g(ビール500ml)を摂取した場合、20 ÷ (60 × 0.1) = 約3.33時間(約3時間20分)が分解の最短目安となります。体重が50kgの方であれば20 ÷ 5 = 4時間となり、体重によって分解速度に明確な差が生じます。