国連が主導する世界人口推計2026プロジェクトが明かした最新データは、国際社会に大きな衝撃を与えた。インドが中国との差をさらに広げて世界最多の首位を確固たるものとする一方、長年にわたり経済大国として存在感を示してきた日本の順位低下が止まらない。日本の国立社会保障・人口問題研究所が提示する将来推計人口のトレンドとも合致しており、急激な人口減少の現実を改めて突きつける格好となった。
注目すべきはトップ層の順位逆転だけではない。アフリカ勢の台頭が目覚ましく、ナイジェリアやコンゴ民主共和国が21世紀後半に向けて主要国へと躍進する軌道を描いている。労働力人口の減少に頭を痛める東アジア諸国とは対照的に、若年層が人口の過半を占める地域の存在感が一気に高まっている。