スーパーの冷凍食品コーナーを歩くと、「保存料・着色料不使用」という魅力的なキャッチコピーが目に入ります。しかし、これに騙されてはいけません。保存料を使わない代わりに、味を調え、品質を保持するために「酵母エキス」や「たん白加水分解物」といった、法律上の添加物には分類されないものの、味覚を麻痺させる濃い旨味成分が多用されているケースが多々あります。
これらは実質的な「隠れ添加物」であり、依存性を高める原因にもなります。消費者が「無添加だから安心」と思い込み、日常的に摂取し続けることで、結果的に塩分やカロリーの過剰摂取に陥るというパラドックスが発生しているのです。パッケージの表面ではなく、裏面の原材料表示を読み解く力が、今まさに求められています。