彼女の人間関係に対するスタンスを紐解く上で、10代前半から始まった怒涛のキャリアは外せない。2011年に「東宝シンデレラオーディション」で審査員特別賞を受賞し、弱冠10歳で脚光を浴びた。同年代が学校生活や部活動を通じて自然と友情を深めていく時期、彼女は常にプロの現場に身を置いていたのだ。名門・東宝芸能の期待を背負い、瞬く間にスターダムへと駆け上がっていく。
数々の青春ドラマに抜擢され、同世代のキャストに囲まれて演技を競い合いながらも、常に主演としての重責を背負い続けてきた。カメラが回っていない場所でも役作りに没頭するストイックな姿勢を貫いたからこそ、私生活で頻繁に連絡を取り合うような「学校の友達」を作る時間的・精神的な余白がなかったという側面は否めない。