ニオイの発生源は体質だけでなく、生活習慣や衣類の洗い方など多岐にわたります。原因に合致しない的外れなケアを続けても効果は出ません。代表的な4大要因とそれぞれの根本アプローチを実践しましょう。
① 脇汗・ワキガ臭へのアプローチ
アポクリン汗腺から分泌される汗が皮膚の常在菌によって分解されることで発生する特有のニオイには、市販の制汗剤だけでは限界があります。根本的な解決を望む場合は、切らないマイクロ波治療(ミラドライ)や外科手術を取り扱うワキガ治療クリニックを受診し、専門医の診断を仰ぐのが確実です。
② 加齢臭・皮脂臭と食生活の乱れ
40代以降に増える「ノネナール」が原因の加齢臭や、酸化した皮脂のニオイには加齢臭改善方法として抗酸化作用の高い食生活が直結します。動物性脂質やアルコールの過剰摂取を控え、ビタミンC・E、ポリフェノールを多く含む緑黄色野菜や海藻類を中心とした体臭改善食生活へシフトすることが体臭抑制の基盤を作ります。
③ 胃腸・口腔トラブルによる口臭
歯周病や舌苔(ぜったい)、虫歯、ドライマウスが原因の口臭は、一般的な歯磨きだけでは防げません。定期的な歯科検診に加え、専門的な測定器でガス濃度を分析してくれる口臭外来病院での治療が有効です。内科的な胃炎や逆流性食道炎が隠れている場合もあるため、多角的なチェックが欠かせません。
④ 洗濯物の生乾き臭・柔軟剤の香害
実はオフィスで最もトラブルになりやすいのが衣類のニオイです。部屋干しで増殖したモラクセラ菌による悪臭には、酸素系漂白剤を用いた50度以上のお湯でのつけ置き洗いやコインランドリーの高温乾燥といった生乾き臭洗濯対策が効果を発揮します。また、良かれと思って使っている強い香りの柔軟剤が周囲に頭痛や吐き気をもたらす柔軟剤の香害(職場でのスメハラ)を引き起こしているケースも多いため、無香料や微香性の洗剤へ切り替える配慮も求められます。