道具が揃ったら、無駄のない体系的な札勘定練習方法に沿ってトレーニングを進めていきましょう。がむしゃらに数えるのではなく、日ごとに明確な目標を設定することで、わずか3日間で指先が見違えるように動くようになります。
【1日目:紙のコシに慣れ、扇型の展開をマスターする】
初日は枚数を数えようとせず、模擬紙幣100枚の束を手になじませることに集中します。束を軽くしならせ、左手の支点を軸にして扇形にサッと広げる動作を数十回繰り返します。紙幣が均等な隙間で開くようになったら初日は合格です。
【2日目:縦読みのリズム化と5枚送りの感覚を掴む】
2日目は縦読みに専念します。机の上に紙幣を置かず、空中で紙幣を保持しながら、右手親指で「1、2、3、4、5」とリズミカルに滑り落とす動作を反復します。数え終わった紙幣の束の厚みを手で測る感覚を養い、100枚ちょうどで数え終わる精度を高めます。
【3日目:横読みの実戦計数とタイムアタック】
最終日は、扇形に広げた状態から右手の人差し指と中指を使い、5枚ずつ(または2枚ずつ)束を送りながら合計枚数をチェックする実戦練習を行います。100枚を20秒以内で数え切ることを目安にタイマーで測定し、正確性とスピードの限界値を押し上げていきます。