あるかぽーと、彦島、唐戸周辺など、全国有数の好釣り場を抱える下関において、釣り向けの天気・潮見表(タイドグラフ)の確認は釣果だけでなく安全確保の生命線です。関門海峡は日本三大急潮の一つに数えられ、潮流の速さは最大で9ノット(時速約17km)近くに達します。
釣りやボートレジャーを計画する際は、単に晴天かどうかを見るのではなく、関門海峡の風速と波の高さの相互関係を必ずチェックしてください。風向きが潮の流れと逆方向にぶつかる「風と潮の対立」が起きると、公称の波の高さが1メートル未満の予報であっても、海面は急激に三角波が立ち危険な状態へと変貌します。
干満の差が大きい大潮の時期には、潮位の変化に伴って足場が水没するリスクもあります。タイドグラフで満潮・干潮の時刻を正確に把握し、風速が5m/sを超える予報が出ている時間帯は無理な釣行を避ける判断が求められます。