メンバーが脱退する際、インターネット上のSNSや掲示板では決まって「メンバー間の確執」「グループ内の不仲説」が囁かれます。しかし、当時の現場関係者の証言やメンバー自身のその後の発言を精査すると、そうした噂は事実無根の短絡的な憶測に過ぎないことが分かります。
1. コーイチとタカシの「ツインボーカル格差」という誤解
ネット上では「ボーカル同士の仲が悪かったのではないか」「歌割りを巡る衝突があったのでは」といった憶測が飛び交いました。しかし、実際は全く逆でした。年上として常に先頭で歌唱面を引っ張ってきたコーイチに対し、最年少で自信を持てずにいたタカシは深い敬意を抱いており、コーイチもまた弟分であるタカシの才能と成長を誰よりも認めていました。
脱退発表の直前まで行われていたアリーナツアーでも、2人がステージ上で見せたアイコンタクトやハーモニーの完成度は極めて高く、人間関係の破綻ではなく「グループの看板を背負うことの重圧」と「自己の音楽表現の追求」という内的な闘争であったことが現場のスタッフからも語られています。
2. ユースケの休養時に見られた「グループの結束」
ユースケが休養に入った際、残された5人(カイ、リョウガ、タクヤ、ユーキ、タカシ)はステージ上で彼の立ち位置(フォーメーションの隙間)を敢えて空け続け、衣装の胸元にユースケのメンバーカラーである黄色のワンポイントを取り入れるなど、彼がいつでも戻ってこられる場所を守り続けました。
脱退が決まった際も、リーダーのリョウガをはじめとするメンバー全員が公式ブログや特番で「ユースケの心と身体の回復が何よりも最優先」「超特急のユースケであった事実は一生消えない」と涙ながらに語っており、不仲とは対極にある「家族以上の強い絆と尊重」があったことは明白です。