仕事への姿勢に問題がないように見えても、評価が急落する人物には明確な行動パターンが存在する。最も多くの現場で見られるのが、「指示待ちと勝手な自己判断の悪質なハイブリッド」だ。肝心な局面での報連相を怠りながら、細かな手戻りが発生した瞬間だけ「聞いていませんでした」と責任を回避する態度は、管理職の警戒感を決定づける。
一般社団法人日本産業カウンセラー協会に寄せられる職場相談の事例を紐解くと、評価を落とす従業員の共通点として「不機嫌の不必要なアピール」や「非を認めない防御姿勢」が浮き彫りになる。産業カウンセラーの分析によれば、アドバイスに対して開口一番「でも」「だって」と返してしまう反論癖は、無意識のうちに拒絶のサインとして上司側に伝わるという。結果として、重要なプロジェクトから外されるなどの実害へと発展していく。