医学的な危険信号がない段階、あるいは医師の許可を得たうえで行うセルフケアとして、劇的な効果をもたらすのが「胸開ストレッチ」と「肩甲骨はがし」だ。曲がった背中を伸ばすには、背中そのものよりも、収縮して固まった「胸筋」と「肋間筋」を解放することが不可欠である。
やり方は至ってシンプルだ。壁の横に立ち、肘を90度に曲げて壁に手をつく。そのまま体を反対側に開くようにして、胸の前の筋肉を心地よく15秒間伸ばす。続いて、両肘を肩の高さまで上げて後ろに引き、肩甲骨同士をギュッと寄せる動作を10回繰り返す。これだけで縮んでいた胸郭が広がり、自然と背骨が本来の位置へとリセットされる。毎日続けることで姿勢が劇的に改善し、見た目年齢を10歳若返らせる視覚的変化を実感できるはずだ。