インターネット上の掲示板等で長年議論されてきたテーマが、ファイアレッド がくしゅうそうち 2個目の入手可能性です。「タマムシゲームコーナーのスロット景品にある」「ものひろい特性で低確率で拾える」といった言説が過去に飛び交いましたが、これらは完全な誤報です。
FRLGの単一カートリッジ内において、正規ルートで入手できる学習装置は15番道路ゲート2階で貰える1個のみとなっています。タマムシのスロット景品リストにも、ニャース等の「ものひろい」入手テーブルにも学習装置は含まれていません。もし複数個の学習装置を1つのROM内で運用したい場合は、ルビー、サファイア、エメラルド、あるいは別のFRLGソフトからポケモンに道具として持たせ、通信交換で移動させる以外に方法はありません。
ここで痛恨のミスにつながるのが、ファイアレッド 取り返しのつかない要素としての道具消失リスクです。
FRLGでは、ポケモンに学習装置を持たせた状態のまま誤ってボックスから「にがす」を選択したり、ゲーム内NPCとの通信交換(例:マダツボミとオニスズメの交換など)に出してしまうと、アイテムごと完全に消滅します。一度消失した場合、ゲーム内での再入手手段は一切用意されていません。育成の手間を省く超重要アイテムだからこそ、持たせているポケモンの管理には細心の注意を払う必要があります。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
育成を劇的に効率化してくれる学習装置ですが、プレイヤーの目的によって「即座に持たせるべきケース」と「絶対に持たせてはならないケース」が明確に分かれます。自身のプレイスタイルに合わせて適切な境界線を引くことが肝要です。
- 即座に持たせるべき人(攻略・図鑑コンプ重視): ストーリー攻略用の旅パを平均的に育てたいプレイヤーや、進化レベルの高いポケモン(ミニリュウ、ハクリューなど)のレベリング、図鑑埋め作業を行っているプレイヤー。戦闘に参加させず安全にレベルを引き上げられる恩恵は計り知れません。
- 持たせるのに慎重になるべき人(対戦個体・バトルタワー挑戦者): 孵化厳選や捕獲厳選を終え、対戦用に特定の努力値(こうげき252、すばやさ252など)を特化配分しようとしているポケモン。引率役が倒した野良ポケモンの不要な努力値(HPやとくぼう等)が100%流れ込んでしまうため、一度でも学習装置を持たせて戦闘を重ねるとステータス設計が破綻します。
特に第3世代のFRLGでは、後発作品のように「努力値を下げる木の実(ザロクのみ等)」をゲーム単体で容易に量産・調達することが極めて困難です。一度混入した努力値をリセットするハードルが非常に高いため、対戦用の本気個体を育てる際は、学習装置による安易なレベリングを徹底して避けるのが鉄則となります。