大気中に舞う有害粒子から素肌を守り抜き、激しい発疹を防ぐにはどのような対策が有効なのだろうか。本紙は最新の皮膚医学に基づくプロのセルフケア術を独自取材した。
まず第一に重要なのが、「付着させない」ための物理的遮断だ。飛散量が多い日は、外出時に撥水性のあるスベスベした素材のアウターを着用することが推奨される。ウールやニットなどの毛羽立った素材は粒子を保持しやすいため避けるべきだ。
第二に、帰宅直後の「適切な洗顔と保湿」である。帰宅したらすぐにクレンジングや洗顔料でやさしく肌を洗い流すこと。ゴシゴシ擦ると角質が傷つき、かえって皮膚バリア機能を破綻させるため、たっぷりの泡で浮かせるように洗うのが鉄則だ。洗顔後は即座にセラミドやヒアルロン酸配合の保湿剤で水分と油分を補給し、バリアを再構築する。
さらに、室内に粒子を持ち込まない工夫も欠かせない。玄関前で服を払い、空気清浄機を玄関付近に設置することが有効な防衛策となる。