初心者はもちろん、中級者でも混同しやすいのが「競艇まくり差しとの違い」や「差し」との明確な航跡の差です。これらは1マークで狙うスペースとターンの性質が根本から異なります。
「差し」は、先に回ったイン艇が外へ流れた隙を見逃さず、その内側の懐(小回りスペース)へ切り込んで直線で伸び勝つ戦術です。スピードを抑えて的確なハンドル操作が求められる技巧派の技と言えます。
一方、「まくり差し」は、外側から全速で握って回るフリをしながら、先マイしたイン艇と2番手艇の間の狭い隙間を鋭く割り込む高等技術です。これに対し、純粋な「まくり」は一切内側に入らず、最も外側を大外刈りのように回る点が決定的な違いです。
予想における最大の相違点は「イン艇の残りやすさ」に現れます。まくり差しが決まった場合はイン艇が2〜3着に残るケースが多いのに対し、豪快なまくりが決まった場合は、イン艇が外からの引き波をもろに被るため、4着以下へ大敗する確率が跳ね上がります。