2026年のドラマシーンにおいて無視できないのが、海外大手資本と国内プロダクションによる本格的な共同制作プロジェクトの激増だ。1話あたりの予算が数億円規模に達する世界水準の作品が次々と投下され、従来の民放単独制作による作品との間に視覚的なスケール差を生み出している。
資金力にモノを言わせた超大作がランキングの最上層を占拠する一方で、興味深い逆走現象も起きている。圧倒的なローカル感と緻密な人間描写に特化した低予算作品が、草の根の口コミから熱狂的なファン層を獲得し、海外プラットフォームを通じて世界的なヒットへと波及するケースだ。巨大なスケールか、圧倒的な尖りか。中間を狙った中規模作品の生存戦略は厳しさを増している。