トーク番組に出演するたび、中村仁美が放つ「夫への不満」は爆発的な笑いを生む。ゴミの出し方や細かい生活習慣の違いから生じる夫婦喧嘩の数々は、どれも具体的で生々しい。大竹自身も、ホリプロ所属の芸人仲間や後輩に対して「うちの嫁がさ…」と愚痴をこぼすのが定番のネタとなっているほどだ。
しかし、こうした喧嘩の日常化こそが、二人の風通しの良さを証明している。溜め込まずに吐き出し、それを笑いに昇華させる技術は、芸能界広しといえども稀有な存在だ。表面上の優しさではなく、お互いの本音を隠さずにぶつけ合える関係性こそが、十数年の歳月を経ても冷めない夫婦の絆を支えている。