開門と同時に指定席や一般観覧エリアへとなだれ込む人々の波。今年の府中競馬場は、最先端のスマート入場システムが導入されスムーズな誘導が行われたものの、熱気そのものは過去最高レベルに達していた。色とりどりの馬券を手にするオールドファンから、推し馬のグッズを身につけた若者グループまで、多様な層が一体となってレース開始の瞬間を待ち構える。
スタンド前の芝生エリアでは、家族連れがピクニック気分でレースを楽しむ一方で、ゴール前にはカメラを構えた熱心な競馬写真家たちが陣取っていた。正午を過ぎると熱気は最高潮に達し、メインレースを前にしたパドック周辺は足の踏み場もないほどの混雑となった。